5 ways eating meat is killing the planet

皿の上のそのお肉が地球を滅ぼす5つの理由とは

家畜産業で起こっている恐ろしい汚染、排泄物、哀れな何十億という動物たちの命の話を聞くとひどい罪悪感にひたり、肉の消費を減らそうという気持ちになるのが、当たり前な感情ではないだろうか。
しかしながら大多数の人は肉をやめるという行動は起こさないだろう。その代わりきっとお肉は美味しいから、や皆が食べているから、または牧草で育てられた牛肉しか買わないよなどの様な事をつぶやくのではないだろうか。今後一年程度にわたって、500億という数の家畜が食の為に飼育され殺される。そしてそれはひどく人々の健康に害を及ぼしたり、環境を阻害すると同時に、ほとんどの動物たちは必要以上に苦しみながら飼育されているのだ。これはとても重要な論理的問題を引き起こす。 今後お皿の上に何をのせるか決めることができるよう、お肉を食べることに対してのいくつかの反対論に応じよう。

1.環境に非常に大きな影響を及ぼす
畜産農業は膨大な環境フットプリントを持つ。これは土地の劣化、水質劣化、生物多様性の損失、酸性雨、
サンゴ礁の退化、そして森林伐採の原因である。

畜産業は人間が作り上げた温室効果ガス排出量の18%を占めているーこれ以外に気候変動に明らかに影響を
及ぼしているものはどこにもない。そしてこの排出量は船、飛行機、トラック、自動車など全ての輸送機関の合計排出量を上回るのだ。

気候変動だけも人々の健康や生活に害を及ぼしたり、洪水や干ばつ、熱波などの異常気象事象の危険性が
高まることは21世紀最大の生命危機だと言われている。気候変動の最悪の事態を避けるため設定された温室効果ガス排出削減目標に達するためには肉の消費を削減することは必要不可欠である。

2.畜産は大量の穀物、水、そして土地を必要とする食肉生産は非効率的である。赤肉の場合、これはとりわけ当てはまる。1kgの牛肉を生産するのに、牛の餌25kgの穀物、そして15000リットルの水が必要とされる。それに比べ豚肉は多少少なめ、鶏肉はまた豚肉より少し少なめである。
これらの問題は水や穀物だけではない、土地利用でも見られる。地表の約30%が畜産業に使用されている。世界で食糧不足や水不足、土地不足などの問題がある中、食肉生産は資源の非効率的な使用である。

 

3.世界貧困に損害を与えている
穀物を家畜に与えることによって世界的需要を増加させ、穀物の値段が上がることで世界の貧困層は十分に養っていくことが難しくなる。家畜に与える代わりに穀物を人々に与えることができるはずで、水もかんがい用に使用すべきであるのだ。  
もしすべての穀物を人間に与えたら、35億人余分に養うことが出来る。要するに、畜産業は非効率的なだけでなく公平でもないのだ。

4.必要以上に動物が苦しんでいる
当たり前のことだが、動物たちは興味や関心を重要とする感覚(知覚・意識)を持つ生き物だ。そんな動物たちに不必要の苦痛を与えるべきではないのではないだろうか。
この事について畜産業は最小標準には程遠い。ほとんどの食肉、乳製品そして卵の生産は動物福祉を完全に無視したやり方で行われている。動けるスペースも与えられず他の動物とのコンタクトもなく、屋外へのアクセスもないのだ。要するに、畜産業はする必要のない苦痛を動物たちに与えているのだ。

5. 不健康になる
生産レベルで言うと、畜産業は家畜の成長を早める為、そして病気の感染を防ぐために大量の抗生物質に頼っている。アメリカでは80%の抗生物質は畜産業によって消費されている。これは抗生物質耐性による公衆衛生問題が高まっていて、すでにアメリカだけで毎年23000人が耐性菌によって死亡していると推定されている。これらの数値が増加し続けることによって、この危機の恐ろしさを大げさに言うことも難しくなるだろう。

肉の大量摂取、特に赤肉と加工肉は先進工業国でよく見られる不健康体、心臓病や脳梗塞、肥満、そして様々な癌などのような病気と繋がりがある。これらの病気は世界の疫病負荷の大部分を示す。なので肉の消費を削減することは全住民の健康を十分に得ることが出来ると言えるのだ。
近年、高額所得者の一日の平均肉の消費量は200-250gである。それは国連が勧めている一日80g-90gを大いに上回る。2050年までに菜食に切り替えることで、一年間で800万人もの命を救うことが出来、気候変動による災害ダメージや医療にかかるコストだけでも1.5兆ドルをも節約することが出来るのだ。

結局のところ、非論理的なのである。
大多数の人が他人の総合的幸福を促進するような基本的ルールに沿って行動することは道徳的に良いと同意するだろう。と同時に、悪いことだと理解していながら危害を加えたり苦痛を与えることは道徳的に間違っている、ということにも同意するのではないか。肉を食べることは間違っているのだ。それは別に牛や豚、鳥、犬、猫などが特別だからというわけではなく、それによって危害が引き起こされるからだ。その危害が動物たちに起ころうと、人間だろうと、環境であろうと、間違っていることにはかわりないのだ。

先進国に住んでいるほとんどの人々は歴史上、前代未聞の食餌選択に向き合っている。
そして危害を与えることがより少ない食事をすることで栄養必要量を満たすことが出来るのであれば、害のある食事をやめ、害の少ない食事を選択すべき時なのである。
肉や動物製品の消費を抑えることが私たちが論理的に、道徳的に暮らしていける一番簡単な方法なのだ。

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