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漁業と魚をめぐって争うことによって海鳥の生息個体数が70%も減少

漁業の圧力による水質汚染と気候変動によって最も絶滅の恐れのある鳥の群れである。

世界中の海鳥は餌をめぐって漁業と争うことで絶滅危機に瀕している、と新しい研究にて警告された。20世紀半ばから生息個体数が70%も減少したと専門家たちは言う。これらの原因の一部は生息地破壊や汚染によるものだが、アバディーン大学での新しい研究では海鳥が絶滅危機に瀕している主な原因は漁業であるとわかった。科学者たちは1970年から1989年の期間と1990年から2010年までの二つの期間を比べて海鳥が餌とする種、アンチョビやサバ、イカなどと直面した数の査定を調査した。

まず彼らは約300種類の海鳥の餌となる種の年間消費量を個体数とモデルに基づいて査定した。そしてこれをSea around Us~シーアラウンドアスプロジェクト~に含まれる世界データベースと漁船による年間漁獲量とを比較した。これによって、この期間の間で海鳥の餌の消費量が7000万トンから5700万トンに減少し、我々人間による漁獲量は5900万トンから6500万トンに増えていたことが分かった。

“研究結果でわかるように、1970年から1989年、そして1990年から2010年の間に海鳥が減少したにもかかわらず、この争いは変わることなく続けられている。”

と、アバディーン大学の研究リーダー作家のオウロエ・ポンチョンは言う。

“地球の海の半分以上でこの争いは高められている。汚染やひな鳥の侵入生物種による捕食や人的行動による彼らの生息地の破壊や変化、そして気候変動による環境の変化などが加わることでさらにこの争いは高められ、海鳥は危険にさらされ最も絶滅危機に瀕する鳥類となってしまったのだ。そしてこの調査結果によって世界の漁業に対し、海鳥の生息個体数に圧力をかける争いを緩和するよう管理の改善を要請することとなった”

と彼女は付け加えた。カレントバイオロジーという学術雑誌で公表されたこの研究はブリティッシュコロンビア大学の科学者たちや、フランス国立科学研究センターが関わった。海水温度の上昇によってイギリスの種、アジサシやミツユビカモメなどは先の見えない未来の危機に直面し、海鳥の減少の主な原因は気候変動であると科学者たちは言う。4月に国際自然保護連合は、特にツノメドリは近年非常に多くの生息個体数が減少したことから象徴的種が絶滅危機であると警告した。

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